増成和敏さん3/21
アフガンの子供達、観させていただきました。
私も親となって、子供達がいかに生きる勇気を与えてくれるか・・・
自分の親がどんなな思いで自分を育ててくれたか。
どんな状況でも、時代を担う子供達を育てる義務が親と大人達にはあります。
でも、できない状況で、どんなにか辛い状況の親達と笑顔をつくれない子供達がいる ことでしょうか。
その後で、夕刻のニュースで、品川のホテルの食い放題のバイキングに集まるおばさ んたち、彼女達が残した食事の山が出ていました。
自分も同じようなことをしているのではと思いつつ、地球上にある矛盾を感じていま す。
なにか、できることからしたいと思います。
素晴らしい、番組ありがとうございました。
この番組は、黒柳徹子さんの強い熱意によって実現しました。
“爆撃後の子どもたちがどのような状態か知りたい”という希望でした。
カブール市内の半分近くは20数年にわたる内戦やソ連の侵攻によって破壊されたまま放置されています
爆撃が始まったとき、飢えと寒さから、子どもたちが十数万人死ぬだろうという予測がありました。
国連関係者やNGOの援助ワーカーが爆撃を避けて国外に避難したからです。
しかし、統計に現れるような死者はありませんでした。
爆撃の元で、命を賭けて働いたローカルスタッフがいたからです。
加えて、昨年、零下20度の寒波で子どもを100人死なせた経験から、
ユニセフでは、この冬は一人も死なせないための準備を進めていたのも、貢献しました。
教室が足りないので、校庭で授業が行われています。タリバンに壊された校舎の修理も始まりました
タリバンが崩壊した今、アフガニスタンは“希望の時”を迎えています。
女子教育が再開されました。
6年間の抑圧が爆発しています。
向学心に燃えた子どもたちには感動しました。
街には活気が戻りました。
音楽が聞こえます。
タコ上げをして遊ぶ子どもたちの歓声が聞こえます。
みんな禁止されていたことです。
一方、まだ干ばつと飢餓は続いています。
4年間雨が降らないのです。
種まで食べ尽くした農民たちはキャンプにやって来ます。
このキャンプの人口は昨年13万5千人だったのが20万人になりました
タリバンが撃ったロケット砲の破片で失明しました
干
配給に集まった村人 水くみは子どもの仕事
地雷の被害は続いています リハビリセンターで歩行訓練
タリバンの時代は出口が見えない絶望の世界でした。
いま、みんなが、“何とかなる”と思い始めています。
気持ちがしぼまないように、世界が全力で支援する必要があると思います。