記事・書店・感想

『朝日小学生新聞』08年10月25日付

『東京新聞(夕刊)』08年10月1日付

『毎日新聞都内版』08年8月24日付

『アサヒタウンズ』08年5月15日付

『読売新聞多摩版』08年4月18日付

『喜びのタネまき新聞no.463』(ダスキン広報誌)08年3月号


『日本農業新聞』08年2月17日付け(中四国版)


『BUCH!』08年2月号



月刊『ねこ新聞』08年2月号



『かわら誌』07年12月号


『山と渓谷』07年12月号

『月刊Cats』07年12月号


読売新聞(山口県版)07年11月17日

赤旗07年11月10日

山口新聞07年10月17日



【販売所】
(立川)オリオン書房ノルテ店
          ルミネ店
          サザン店
          アレア店
(武蔵村山ダイヤモンドシティ)ミュー店
(西国分寺LEGAー2F)boooks隆文堂
(西荻窪)今野書店
(三鷹市)りとる
 ブックスタマ武蔵小山店
 ブックスタマ福生店
 (ネット書店)楽天ブックス
 (国分寺)紀伊国屋書店国分寺店
 (立川若葉ケヤキモール)くまざわ書店
 (田布施町)地域交流館
        カントリー工房
 (岐阜市)おおきな木



【感想】
椎名誠さん

なんとまあ静かでやるせなくて
胸が熱くなって、そして勇気のわくお話しを。
田川さんとビビとの交流がほのぼのとリアルで、《いい時代》はつねに本当に一瞬なんだけどそれが大事なことなんだなぁ、ということに気がついて人生に勇気が出るように思いました。
田舎育ちの野生の力でビビはなんとかやっていけるだろうな、と思いました。
絵もとてもいいですね。しみじみと。
心にしみるいい絵本をつくってくれました。
たくさんの人に読んでもらいたいです。
ぼくの表現力でこの本のすばらしさをどれほど伝えられるかわかりませんが。
ますますいい人生の続きを。

3匹の猫(麗風丸、夢乃、詩乃)より

ビビのパパへ
はじめまして!
うちのママが、せつないけれどあったかい本が届いたって、とってもよろこんでいます。なのに、ウルウルして鼻をかんでいました。
もう、ビビっときたそうです!

ぼくたちはお部屋をでたことがないので、自由にのびのびと人生、いえ、猫(びょう?生を送っているネコたちのことをいいな、とは思いますが、ここまできたら、外で暮らすことはもうできないにゃー。

なにがいいかはわからないけれど、一日に一回でもあおむけになってゴロニャンがで
きるなら、どんな形でもしあわせなのかもしれないにゃー。
<ビビのこころと、パパのこころは、かたーく結ばれているとおもうミャオー。
ぼくたちはもう、14歳と13歳と13歳。
人間でいうと、ぼく、麗風丸(れふまる)が17さいのとき、9歳の女の子、夢乃と
仲良くなってうまれたのが詩乃(しーにょ)。そう、おませだったんだ、僕も彼女も。
だから、親子なのに母と娘は同い年・・・へんだにゃー!

ビビはまだ若いから、きっといつかパパに会えるような気がするよ。
あのね。ママはビビのパパのファンなんだって!はじめてききました。
いつか、ビビのパパと一緒に、ネコのコンサートをしたいって、口走っていました。

いつも思いつきの人だけれど、なんだか本当にしちゃうような気がしているよ。
そのときは、ぜひおねがいしますニャン!
あ、それから、微力ながらママも本をPRしたいって。
ネコが大好きなお友達も多いから、みんなにも差し上げたいって!
えーっと、00冊購入したいそうです。
にゃかむらさんはどんなかたかしりませんが、可愛らしい絵をありがとうございま
す、ってお伝え下さいニャニャーン!
ビビは今頃、ヘビでもくわえて夕食中かな?
ワー、そんなこと、ぼくたちにはとうていムリ。
尊敬しちゃいますだニャン!
ニャンだか、長くなってごめんなさい。
本当にすてきな絵本をありがとうございましたワン!あ、まちがえちゃった。
にゃんだかしれないけれど、ぼくたちもビビのパパのファンになっちゃったみたい!
この本、きっと売れますですニャン!   おげんきでネコ。    バイバイ!
(この3匹の猫の飼い主は、音楽家の森ミドリさんです)

椎名由紀さん
まさかこんなにいい絵本になっているとは...
storyはほとんど知っていたはずなのに、呉越同舟じゃなくて嗚咽号泣。
ページをめくるたびに泣きじゃくってしまいました。大の大人がヒックヒック。
ビビは間違いなく元気にやっていると思います。
本当に立川でなく田布施で良かったと思います。
またあのケイジを飛び出した絵のページがたまらんですね。
あんな顔をするんですよね、猫はホントに。中村画伯あっぱれです!!

良かれと思ったことが...相手にとってはエラク迷惑なことだった、
なんてことって、意外とあるんでしょう、こちらが気づいていないだけで。
動物に人間のエゴを教えられることはよくあります。
(中略)
Anyway,素晴らしい絵本の完成おめでとうございます。
全国の図書館に置いて、子どもたちにも読んでもらいたいですね。
図書館に本を設置するのってどうすればよいのかしら???
でもやっぱり、大人向けの絵本である気もします。何はともあれ
素晴らしい\( ̄▽ ̄)/!!第二の人生?あっぱれ!!
やったね、田川さん♪

梶山敦子さん
ブルーベリーの 「ビビ」だったんですね。
ブリジットバルドーかと思っていました。
猫の目がどれもいいですねえ。
これハッピーエンドと感じます。
「ビビ」さすが!

石嶋洋子さん
今日は3時くらいまで仕事で先程帰って来たら、私より先に本を拝見した隼人が「お母さんも早く読んでみな。泣けるよ。」と言って、私を催促しました。確かに泣ける話でした。良い絵本なので、みんなに広めます。ポストがばいばあちゃんを狙いましょう!

平間節さん
一気に読み(絵を直視)ました。
文も絵も肩に力が入らず非常に良い絵本です。
肩に力が入らない・・そんな写真と映像を撮る秘訣が隠されていると思い、
何度も読み返しております。

鴻池良夫さん
絵本「ビビ」贈っていただきありがとうございます。
久しぶりに異色の田川節を発見。
飼いならされたくないと言う田川氏の生き様と、野良猫の「ビビ」は似たもの同士。
似たもの同士は感じあっても一緒になれない運命かも。
それでよかったのじゃないですか。

小林郁子さん
ビビへの田川さんの気持ち、中村さんの描くビビに、本の中で出会えました。
「いい猫だったんだよ」って・・「一緒にもっと暮らしたかったな」〜とそんな田
川さんの心が伝わってきます。
田川さんと過ごした時間、ビビにとって田川さんはお父さんのような存在だったのでは・・と思います。
私もたくさん猫に相手してもらって (猫が私にあわせてくれている)、いい時間を
過ごし、思い出もできました。「ありがとうね」と言いたい気持ちです。
ノラ猫達はこれから寒くなるから、大変ですね。
少しでも寒くない季節でありますように・・と願います。
外出時のバッグにはカリカリフートが入っています。
一回だけの出会いになるかもしれないけれど ノラ暮らしを想像すると一食でも助かります。
「ビビ」を読んだ皆さんが 優しい気持ちになれるといいな・・と思います。
猫とのつらい思い出もある猫好きは、泣いてしまいました。

神辺貴昭さん
とてもいい絵本です。
私はあまり絵本を読んだ記憶がないので子供の頃の印象での感想はできませんが、きれいな絵と紙質のよさ(手触り)がとてもいいです。
もちろん猫好きの私には内容はたまらないです。
「さばとら」とうネーミングは猫愛好家の間で使われるようになるのではないかと思われます。ピタリだからです。田川さんが自慢されるだけのことはあります。これは多くの人に見て(読んで)もらいたいですね。
もっと頼めばよかったと後悔しています。川越の切手収集家の例会が今度ありますが、そのときに持っていきます。たぶんすぐ売れてしまうでしょう。
 口コミはもちろんですが(最近、戦争体験の絵本がその口コミで評判になっている、と「NHK」で放映していました)、本屋さんなどでも扱うといいですね。
 出版社というのはわからないものですが、ハッピーエンドでないとビジネスにはならない、というのがわかりにくいのですがそこが素人なのでしょうね。

田村照代さん
今日、やっとビビちゃんに会えました。
ゆっくりじっくり目を通しました。
感情を表している様々なまぁるい目が愛おしさを感じさせます。
散歩する田川さんの前を嬉々として歩くシーンがたまりません。
可愛さと切なさが詰まった愛情溢れるこの一冊に出会えて良かったです。
いつかひょっこり田川さんの前に戻ってきて、
『続編を急遽発刊!』・・・なんて事になったらいいですね。

加藤詔子さん
新刊、『ビビ』の出版おめでとうございます。
送っていただいた本、今日届きました。
有難うございました。
先週から、不幸ごとの連続でした。今家について届いた本をとりあえず着替えもせず、待ちきれなくて、大急ぎで開けて一気に読みました。
ちょっと悲しい本ですが、でも人とネコの強い絆が描かれていて田川さんがこのビビをどれ程いとおしく思っていたかが痛いほど伝わって、今、私は胸にこみ上げてくるものを抑えながらメールをしています。
中村みつおさんのあとがきにもあるように、まさしくビビえのラブレターですネ。

90歳になる母を追い越してまだ60歳代の人の死が此処の所続いて明日も又お葬式に出かけなければなりません。
こんな落ち込んでいた時にこの本は私の心を和ませてくれました。
小さいお子さんでも読めるように丁寧な本に仕上げていますのできっと沢山の方が読んでくれることでしょう。
そのように願っております。
この連休開けにはこの本の宣伝マンの真似事でもしてみようと思っています。
どれだけ出来るかはわかりませんが・・・。

KAZUさん
 絵本を自分が読む為に買ったのは初めてでした。
良い本をありがとうございました。ビビちゃんの表情が愛しく、また切なくて〜〜 何度読み返しても、ウルウル  してしまいます。
ちいさなお友達(女の子)の四歳のお誕生日にプレゼントしました。
ビビちゃん可愛い!!ビビちゃん可愛い!!何度も言ってました。
ストーリーは、まだ 理解できないと思いますが、ビビが逃げてしまうところでは、
 涙をいっぱい浮かべて聞いていたようです。
ビビちゃん帰ってくるかな〜〜?
   ・・・・・・・・
ビビちゃん帰ってくるよね。
   ・・・・・・・・
ビビちゃん帰ってくるといいね。
そうだね。元気で帰ってくるといいね。
 ”ビビ”が、彼女の心に残る一冊になって呉れると嬉しいです。

瀬光ひろ子さん
田川さん、今夏に花夢果夢でお目にかかった(盛夏おじの姪の)瀬光ひろ子です。
先週末平生に帰省したときに、田川さんのビビの本を読んできました。
なんてこころがやさしくなる絵本なのでしょうか。ビビを通しての動物との関わり合い方、それはそのまま人間同士の関わりあい方に通じる普遍的なメッセージを感じます。深い内容です。真に相手を思いやるということはどういうことなのか、どうすれば一番相手にとってHappyなのかベストなのか、岐路に立たされたときいつも迷いに迷います。そんな迷いの心を、田川さんと中村さんとビビとがみごとに表現してくださったような気がして、とても心に響きました。
ビビが今頃、どこかで田川さんを探しているのではないかと思うと胸が締め付けられます。でも、きっときっとビビは野生の感覚をとりもどして、ふるさとの田布施の野山を元気に駆け回っているのではないかと、ガールフレンドもできちゃったりして、祈り、信じています。
中村さんの絵をみていると濁っていた気持ちが澄んでくるのがわかり、とてもうれしい。ビビの表情がまるで生きているように感じられ、絵からにょっこり歩き出してきそうでどきどき、ページをめくると懐かしい風景が現れて、郷愁の念で胸がキュンキュンでした。さびれてしまった田布施駅の駅舎やポストや愛想のない木達がきらきらとうれしそうに輝いてみえました。
ビビの本はいろいろなことを感じさせてくれます、「生きるってことは切ないけど愛おしい」と思います。また、お目にかかれることを楽しみにしています。

神津善行さん
前略
 ビビのこと以外はお元気のようで何よりです。
 我が家でも隣の倉庫で猫が子供を産み、倉庫の人が全部片付けたのですが、 唖(声が出ません)で片目(片方は見えない)の黒猫が我が家の庭に逃げ込み 家続きの犬小屋の下の穴に隠れていました
。生後2週間ぐらいなのですが、餓死 寸前の状態でした。余りの空腹からなのか犬小屋を覘きこみ、そこに居る老犬と 仲良くなったらしく食べ物を分けてもらって居たようです。
 我々はこの辺で気が付いたので、猫用の食べ物を置いてやりました。この老犬 は子供の頃から優しい犬で、夜はお腹のところで子猫を寝かしてやっていました。

   老犬と猫が何を話したのか解りませんが、人間を恐れて居た子猫がある日突然 女房の膝に飛び乗り、その日から我が家の住民となりました。
 子猫が住民になれたのを待っていたように、1週間後に老犬は17年の生涯を終 えて旅立って行きました。
 この黒猫にハッチ(孤児ハッチ)と名前を付け、現在我が家で生活を共にして おります。

   17年可愛がった老犬が最後に我々に見せてくれた優しい行為で、悲しさは倍加 しましたが、動物の世界にも心が存在するのだと教えられました。

   この老犬(与太郎)の気持ちを汲んで、これを音楽物語りに書き、先日のコンサー トで上演し、ハッチも最後に出演しました。

   ビビの事でご心配だと思いますが、猫の強さは人間を上回る強烈な面がありますし、きっと何処かで立派に生き抜いてくれていると思います。また世の中には優しい人間も沢山居ますので、きっと巡り合ってくれると私は思います。
 またお目に掛かりたいものですね。

足立倫行さん
絵本「ビビ」御恵贈いただきありがとうございました。
半自然のネコへの愛情がストレートに伝わってくるとても素敵な絵本だと思いました。
中村さんの描く「凛とした」顔、姿がイイですね。(ブルーベリー農園での動植物とのふれ合いシリーズも可能?)
まずは、絵本作家の誕生、おめでとうございます。

宮島良子さん
こよなく猫を愛する人たちは、この絵本を読み終えた後、何ともせつない気持ちでいっぱいになることでしょう。皆それぞれ、心の中に猫たちの物語があり、本能のままに生きるこの小さな生き物たちには人間はいつも翻弄されながらそれでも愛さずにはいられない、本当に不思議ですよね。
又いつの日か、「ビビ」の続編が読めることを祈っています。ブルーベリー畑の木の間からひよっこり「こんニヤチワ!!」とビビはきっとやって来ますよ!
P.S
中村みつをさんのP19 のビビの寝てる絵がすごくかわいい一番ステキな絵です。

ふと思ったのですが、ビビを見かけたという山のずっーと奥深い所に細い道が続いていて、その道の先に大きな森が広がっています。そこは一面マタタビの木が生い茂って何とビビが田川さんがブルーベリーの木を植えていたのを見よう見まねで憶えていてコツコツひとりで背中に付いていたひと粒の小さな種から育て上げ「ビビの森」を造ったのです。マタタビの香りに多くの猫たちがどこからともなく集まり、ビビはそこで一番ハンサムでたくましい男の子と恋をしてかわいい子ネコたちも生まれ、今とても幸せにマタタビの森の中で暮らしている様な気がしてなりません。

吉原文子さん
昨年のクリスマス、田布施の実家の母から小学3年の娘に、「ビビ」が届けられました。
母が家族の前で絵本をひらき、声をだして読んでくれたのですが、読んだ本人も、きいていた私も途中から涙をこらえきれず、娘に、にこにこしながら顔をのぞきこまれました。
娘の感想・・・
 お話の最後のページの「ブルーベリーの木のあいだから、
 ひょっこり」顔をのぞかせているビビの絵をさして「この絵が好き」。
 その前のページの、きれいな空にかかれた文章のことを、
 「大人に読んでほしい!」「とても勉強になる」、それと、
 「あとがきも すごくいいと思う」と言っていました。

数年前に田布施に帰省したとき、娘も連れて、田川さんのブルーベリー農園でブルーベリーを摘んだことがあります。
そのときにはビビという猫のことは知らなかったのですが、あの風景と一緒に、ビビは たしかに私の心の中にいると思えます。
田布施の見慣れた場所も、ブルーベリー農園のあたりも、ビビたちも、
おしつけのない丁寧な絵と文章で、気持ちに「すーっ」とはいってきました。
作者や登場人(猫)物の方々の真摯な生きる姿勢が伝わってきます。
この絵本と、そして、ビビに会うことができ、本当によかった。
ありがとうございます。
また、ブルーベリーの季節に帰省して農園に遊びに行きたいと思います。

江森陽弘さん
しばらくでした。相変わらず、何かやってますね。
ビビ拝見しました。ストーリーもいいのですが、絵が実にいい。3Pのアフリカの絵と、ビビの、そのときどきの表情(とくに瞳)が魅力的でした。
文章も詩のようで、ナレーションのようで、田川さんの多才な部分がいっぱい出ていました。

廣淵升彦さん
 貴方が黒柳徹子さんとアフリカなどを訪れて作られた番組からは、いつも多大な感銘を受けました。そのころからの人を見る目が、猫を見るあたたかい目に繋がっていると思います。
「ビビ」はまさに文学であり、詩です。
大ブレイクされることを祈っています。妻は友人たちに薦めています。

なおみさん(小5)
ビビの感想。
私は、今、ビビはほかの人の家でかわれていると思います
ビビはぼくのところには帰ってこないと思うけど、ぼくに似たような気持ちをもっている人に大事にされていると思います。
ビビはぼくのことをうらんでいないと思います。ビビも、またあいたいなーって思ってるかもしれないからです
おもしろかったです。ありがとうございました。

永島路子さん
私はオーストラリアに住んでいた中学生の頃、猫を飼っていました。
家の裏は雑木林で、ワライカワセミがちょうど私の部屋の窓の前の木に巣を作って子育てしていたりして、素敵な自然に囲まれたところでした。我が家の猫は家の大家さんが家付きで貸して?くれていました。
やはり、猫は場所に居つくから、という理由で置いていったのでした。
人懐こくて、でも日々自由に林の中で大ネズミのハンティングに興じたり、そうかと思えばマグパイという白黒のカラスのような鳥に襲われて庭で逃げ惑っていたり、 飼い猫だけど半分野生の中で生きている猫でした。
日本に連れて帰りたかったですが、やはり家にいつくから、という理由で泣く泣く置いて帰りました。
次のテナントが決まっていなかったので、近所の人に助けてもらいながら、野生の中で頑張るしかない状況で置いてきてしまいました。
なので、田川さんの気持ちもすごくすごく分かります。
といっても、オーストラリアに赴任する前に東京で飼っていた猫も、我が家を貸したご夫婦に任せていたので、帰国したらしたで、その猫と再会できて、うれしかったのを覚えています。
共働きのその夫婦と数年暮らした間に、その猫はすっかりたくましく何でも食べる(きゅうりの浅漬けとかまで!)雑食猫になっていて、びっくりしたのを覚えています。
今では酷い犬猫アレルギーで私は鼻炎や喘息や湿疹が出てしまうのでとても飼えませんが、猫の可愛さと自由気ままで空気のような、でも温かい存在を久々に思い出してとても懐かしくなりました。

鍛治千宏さん
ビビ」読みました。
切なくて、それでいて、心が温もるような素敵なお話しでした。柔らかい線のやさしい絵も大好きです。
私がこれまでに同居して、そして旅に出てしまった猫たち(なぜかみんな男の子)のことを思い出しながら読みました。
そのうちのいっぴきは、家族揃って海外旅行を1週間ほどしてきたら居なくなっていたのです。そして、その一月後に、居なくなった猫そっくりな模様の子猫(車に轢かれて瀕死でした)を拾いました。その彼女(ポコといいます)は、去年還暦を迎え、元気に暮らしています。ちなみに、田川さんちの海ちゃんとほとんど同じ模様なのです。
田川さんのご健康とご活躍をお祈りしてます。そして、いつかビビと再会される日が来ますように。

増井めぐみさん
「ビビ」お送り頂きありがとうございました。
BlueBerryからビビ。この子のお目めもブルーベリーに形が似ていて目に表情がとてもあってかわいい猫ちゃんですね。
ブルーベリーって無農薬で栽培できるんですか、知りませんでした。東京ではありえない自然そのもののBB農園なんですね。田川さんとビビの距離が近づいていく様子を私の愛犬(サラといいます。オス、現在10歳)に重ねて懐かしくなりました。実家に帰った時しか今は会えませんが・・・。
長期会えなくなる事が決まった時の決断・・。これって悩みますよね。私は海外に行った恋人との別れだったのですが、いまだに、あの時、こうしていれば・・などと毎日1回は考えてしまいます。それも、田川さんとビビの関係と同じく、お互い心を開いてきた事を実感し始めた矢先に・・。
ビビが逃げた時の田川さん、とても辛かったと思います。穴が開いたキャリーケースは穴が開いてしまった田川さんのハートそのものだったかも知れません。
なんでこんなことになってしまったんだろう・・と人間みな、悩みますよね。理由はきっと愛があったからなんだ、と思います。それはいつか相手にもきっと伝わる気がします。ビビと実際の距離は開いてしまったけど、また、心の距離が近づく日が来るのではないでしょうか。
(とか言いつつ、何度も読んで、何度も号泣している私でした)

藤島れおさん
この間は素敵な絵本ありがとうございました。
我が家にいる猫になんだかそっくりで、しかも引越しのときに逃げ出した経験と重なり涙してしまいました。
幸い我が家の猫は戻ってきたのですが、見つかるまでの間、自分を責め後悔して…
そんなことを思い出しました。
でも、本当にビビにとっては、逃げ出した生活がよかったのだと思います。
きっと沢山の人に思われてビビが幸せに暮らしているに違いないです。

角田文さん
ビビとの交流は温かくもあり、考えさせられるものがありました。
早く帰って来るといいですね。
イラストがとても可愛かったので私もビビに、とても会いたくなました。
ビビが帰ってきたらご一報下さい。

岡本紀子さん
ビビの本に大感動しました。
実は我が家にも似たようなことがあったのでよけい感じたのかも知れません。
一気に二度も読み、夫にも声をだして読んであげました。涙が出てきましたよ。
大切に何度も読むつもりです。

差波むつ子さん
心温まるちょっぴりせつないお話と可愛らしい絵になごまされました。
いつもそばにおいて読んだり聞かせたりしようと思っています。

荒木リンダさん
「ビビ」の本も、ビビちゃんも、いっぺんに大好きになりました。
私は55歳の主婦です。家には犬1頭と猫2匹がいます。
とてもお話に感動しました。
田川さんがどんなにビビちゃんを大切に思ってかわいがっていらしたか、伝わってきます。名前も可愛いし、絵もすてきですね。グリーンやブルーの濃淡がきれいですね。すべての色が軟らかくて、やさしくて心にしみいります。
本当にお寂しいですね。
ビビちゃんのことがもっと知りたくて、パソコンが苦手なのですが、田川さんのホームページから、数時間かかってビビちゃんのお話を見つけて読みました。可愛そうで、残念で、何か、お力になれたらと・・。写真も見ました。器量よしの猫ちゃん。目がとても印象的ですね。
田川さんんが紹介されていた「ジェニィ」を読んでみたいと思って、さっそく本屋さんに注文しました。
「ビビ」の絵本に出会えて本当によかったです。
絵本を送っていただき、もうすぐ2週間です。感動は冷めず、ビビちゃんは私の心の中に入ってしまいました。

河田美智子さん
孫が読んでといいましたが、最後まで良い声で読んでやることが出来ませんでした。 ウルウルでした!

大宮幸恵さん
当地は吾妻山から吹き下ろす風がまだ冷たく桜の開花にはまだ2週間かかるそうです。
「ビビ」のおかげで、私の心に一足早く暖かい桜の花が咲きました。

明村禮子さん
とても感激しつつ可愛い絵と文を読んで、ネコちゃんから自立を教えられました。

堀井ひろみさん
“立ち止まり、去ったビビ”
楽しい日々は忘れてないが、けど、選んだのは自由!
・・・だってNORAだもん。

吉岡夏子さん
ネコ好きではありませんが、ビビの絵を見たとたん、どうしても読みたくなりました。また2軒の孫たちにもあげたくて2冊頂きました。

村本紀代子
すてきな絵本をありがとうございました。
子どもたちの心に大きな宝ものが生まれる事と思います。

遠山さかえさん
胸の痛むお話ですが、すばらしい絵本です。
中村様の絵でまた御願いします。

福井順子さん
私の宝物としていつまでも大切にさせていただきます。

春田和代さん
ビビに対する田川さんの想いがひしひしと感じられて胸がつまりました。
きっとビビは山の中で、元気にかけまわっていると思います。
その内、ひょっこり帰ってくると信じたいですね。

石間毅史さん
読みたいといっていたのは母親でしたので、次の休日に届けようと思っていましたが、その前に自分が読みました。
動物とは心が通うようにも思えますし、モノを言わずに「全てを察し」無言のまま、 行動に移されてしまうと、こちらの心のスキをつかれたような・・。

山下浩子さん
やさしさを・・・ありがとうございました。(絵も文字も)
ビビはきっとどこかで元気にしていますよ・・そう思います。

西美智子さん
“ネコ(2匹)もいっしょにお嫁入り”した時に、キャリーケースを開けたとたんパーッと表にとび出していって、二度と帰ってこなかった申し訳なさにさいなまれた日の記憶がよみがえって胸が痛みました。

大庭賞子さん
家にもネコがいるので、少しせつない気持ちになりました。
でも、ビビちゃんは元気にしていてまた会えると思います。絵も愛らしくて大好きです。

斎藤光子さん
あたたかい絵とビビに対する思いのこもった文によりそえる絵本でした。
小学校での読み聞かせにも使わせていただきます。

飯田直美さん
田川さんのお人柄でとてもステキな絵本になっていますね。
ほのぼのとした気持ちにさせていただきました。
ありがとうございました。

市谷由美さん
すてきな絵本をありがとうございました。
ブルーベリーの木のあいだから顔を出すビビの絵ーーもしかしたらーー
とドキドキしました。

増山和子さん
今、「ビビ」の本が届き一気に読み、あふれる涙をふきつつ書いています。
今まで読んだ本を全部捨てたいと思うほどの感動です!
友人知人にも宣伝しちゃいます。

青木優さん
何回も何回も読みました。
人の生きる優しさといじらしさみたいなものに包まれ、文章を読んではビビの絵に目をやると、物言うビビの目と体全体の一途さに思わず涙がにじみます。
本当にすばらしい本でした。こんなすばらしい本に出会えたこと、これからの残生の宝にしたいです。

武藤容子さん
封を開け、一気に読みました。そして涙が止まりませんでした。
閉ざされた心を少しづつ開いて、安全距離を保ちながら近づくようになり、恐る恐る置いたエサも食べるようになり、ちょっとだけ触らせるようになり、後から付けた名前にも返事をするようになり、どれほどの月日がかかることか・・・。
私は現在63歳。犬や猫がいない生活をしたことがなく、その分、つらいこともたくさんありました。あちこちで幸せな一生を送れた動物もいますが、そうでなかった子もいます。私の心から消えることはありませんんが、当時の私の手に負えなかったこと、この歳になっても思い出されわびています。
それらのことが心の中で渦巻く中で「ビビ」を読み、たがわ様のつらさが手に取るようにわかり、私がビビを失ったような気になってしまって、涙が今でもこみ上げてくるのです。
可愛いけど、本当につらい物語でした。そして私も同様、ビビにあやまらずにはおれませんでした。そして「ビビ、早ょお家へ帰り、まってはるよ」って言っていました。
(中略)
私は絵を描いています。絵の教室を40年余り続けています。
教室の子どもたちにも読ませてあげました。読み終わった後、一様に声が出ませんでした。辛そうでした。涙ぐむ子もいました。そして、言い合わせていないのに、どの子の口からも「ビビ、早ょかえり・・」って言っていました。私の目もうるんでしまいました。書いている今も・・。
ビビの姿を“リン”とした猫に描かれた中村みつを様、すばらしい本にされたと感動しています。本の内容になくてはならない絵がありました。心あったまる文章にピッタリ重なり合った絵、これ以上のモノは無いと思います。
次の本も、次の絵も見たく思います。
ビビは怒っていません。都会へ行きたくなかっただけです。ビビの好きな世界の中にいる人とは友だちになれても、知らないところへは、体が拒否したのでしょう。
本能的に“これは大変だ”と思ったのでしょうね。言葉が通じたらこんな辛い思いをさせないですんだのに・・・私も何度思ったことか。

生き生きとした動物に会うのって嬉しいですね。
生き生きとした暮らしをさせるって、むつかしいですね。
いっぱいつらいこともあるのですが、いっぱい嬉しいこともあるものですから、
いままで通り、ずっと付き合っていきたいと思います。

                                      

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