|
「想い出のカルテット〜もう一度唄わせて〜」 「想い出のカルテット」」は「ドレッサー」などで著名な英国の脚本家ロナルド・ハーウッドの傑作戯曲です。 現在放送中で、大人気を博しているテレビ朝日の帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」は、かつてテレビ界に貢献した人々だけが入れる老人ホームという設定ですが、この「想い出のカルテット」では、音楽家だけが入れる老人ホームでのお話です。そこで偶然、かつてオペラ「リゴレット」で共演したことがある元オペラ歌手4人が再会します。そして、その老人ホームでのヴェルディ生誕を記念するコンサートで、再びあの想い出の「リゴレット」の四重奏を披露しようとするのですが・・・ 輝いていた頃の自分たちをもう一度取り戻そうと奮闘する姿は、楽しくてチャーミング。たくさんの笑いの後にはやさしい感動が待っています。コメディエンヌ黒柳徹子の魅力が光る、最高に面白く、心温まる舞台です。 |
「レティスとラベッジ」 おしゃべりガイド=黒柳徹子 と 堅物職員=麻実れい が大激突! 『アマデウス』『エクウス』の作家ピーター・シェーファーが贈る傑作コメディ。 ロンドンの観光ガイド、レティス(黒柳徹子)は、あまりに退屈なガイド内容に飽き飽き。 ある日とうとう我慢できなくなって、観光客の前で、面白おかしく尾ひれを付けた説明をはじめてしまう。シェイクスピア俳優だった母親の血を引くレティスのおしゃべりガイドは、日に日にエスカレート。その熱演の噂を聞きつけた歴史保存委員会の堅物職員ロッテ(麻実れい)が視察にやってきて、レティスにクビを宣告する。ところが後日ロッテがレティスのアパートを訪れて・・・・ 『レティスとラベッジ』は、1989年 「黒柳徹子海外コメディ・シリーズ」の一作目として日本初演、大好評を博し、27年続く本シリーズのスタート地点となった記念すべき作品です。 また、銀座セゾン劇場からル テアトル銀座に劇場名が変わった2000年にも再演。初演で山岡久乃が演じたロッテは、高畑淳子が演じました。 そして今回、ロッテ役に麻実れいを迎え、初演から27年ぶり、再演から16年ぶりに、リニューアル上演致します! |
「ルーマーズ」 |
「想い出のカルテット」 |
「ステラとジョーイ」 |
「ルーマーズ」 |
「想い出のカルテット〜もう一度唄わせて〜」 |
「33の変奏曲」 |
「ベッドルーム・ファンタジー」 |
「ローズのジレンマ」(再演) |
「リグレッツ・オンリー」(万障お繰り合わせの上お越しください) |
「ルーマーズ」(口から耳へ、耳から口へ) |
「ふたりのカレンダー」 |
「ローズのジレンマ」 |
「幸せの背くらべ」 昨年の『ブロンドに首ったけ』ハリウッドのセクシーシンボル、メイ・ウエストのバストは大好評でした。これは、特殊メイクの江川悦子さんの傑作作品のバストにより、私が魅力たっぷりの女性と認められ、男性というものは、よくよくバストの大きい女性が気になるものだとわかった芝居でした。終演後に楽屋にいらしたかたは芝居がどうだったかというより、とにかく「胸、どうなってるの?」でしたから。でも、作り物であれ何であれ、私は役のおかげで充分たのしみました。折角なので、その胸とピンクの衣装で『ニュースステーション』に出演しました。毎年、ユニセフのカードを買っていただく時期が、芝居をやっているときなので、その芝居の衣装で出ることがお決まりになっています。おととしの『ポンコツ車のレディー』のホームレスの衣装のときは目もくれなかった久米さんが、昨年は、「いやー、僕も愚かだなぁ。作りものとわかっていて、目がそっちにいっちゃうんだから」というくらいメイ・ウエストのバストは効果的だったのです。 さて、長くなりましたが、今年のお芝居のお知らせです。今年は七年前に初演した『幸せの背くらべ』の再々演です。アンコールをお望みの、お客様たちの、もっとも高いものです。なにしろ、初演のとき前売りの切符が四日間で売り切れた、という、すごいレコードのあるものです。皆様の敏感な「面白い芝居好き」の感覚が、そうさせたのだと思います。 あなたは何歳のとき、ご自分が一番しあわせだったか、と、お考えになったことがありますか?エドワード・オルビーは、この芝居でピューリッツアー賞をとりました。私の役は、92歳の少々呆けている、でも、気位の高いお金持ちの、おばあさんですが、一幕は、ほとんど笑いづめに笑って頂けます。この芝居で、私たちは今年の三月四月と東北などの旅に行き、笑いの数を更にふやしました。それを、ぜひ見て頂きたいと思ったのです。私だって、こんな、おばあさんに会ったら笑っちゃいます。 ところが二幕になると、これがオルビーの才能の溢れてるところですが、一つの舞台に26歳、52歳、何歳かわかんない、多分、死まで経験したかもしれない年齢の女性で、それが一人の人生だとわかるのです。(何をいってるんだろうとお思いでしょうが、これが見て頂いていいるうちに徐々にわかって来るのが効果的なのです)そして最後は、涙して下さるかたもあると思うのです。でも、悲しみの涙ではなく、生きていくのに力づけられる涙だと信じています。終わって、こんなに、皆様から感想の多い芝居も珍しいと思うくらいです。 共演は、劇団NLTの、芸達者な阿知波悟美さん(おぼえていらっしゃいます?朝のテレビ小説『ひらり』の意地悪な、すみれさん!また、『レ・ミゼラブル』、『エリザベート』など)そして、真堂藍さんです。藍ちゃんは、すでに私の喜劇シリーズ『カラミティー・ジェーン』『マダム・バブル』で、私の娘役をやった、美しい才能のある女優さんです。演出は、大手術をなさった体験から、この芝居をどうしてもやりたかった高橋昌也さん。初演のときは生還記念でもあったのですが、いまもお元気で、鬼気迫る演出です。ご期待下さい。おいで下さるとき、出来たらオペラグラスで、私の顔のシワ、首にシワ。そして、特に、江川悦子さん苦心の作である手。老人特有のシミ、浮き出した血管、骨張った指などを見ていただけると嬉しいですが。呆けている人の、しゃべりっぱなしのセリフを憶えるのは、本当のことをいうと大変なのです。でも、ご覧下さる皆様は、ご心配なくお笑い下さいませ。装置の豪華なのも、お楽しみ頂けると思います。 では、幕が開いたときを、お楽しみに!お待ちしています!! 2003年 内戦が、やっと終わったアフリカの シエラレオネに出発する支度をしながら。 暑い上に雨で、長靴や、傘持参という、 思いやられる視察になりそうです。 でも、元気に帰って参りますので! 黒柳徹子 |
「ブロンドに首ったけ」 喜劇がお好きな皆様へ |
「ポンコツ車のレディ」 2001年10月12日(金)〜11月4日(日) ル テアトル銀座(旧 銀座セゾン劇場)
|
「レティスとラベッジ」 2000年11月16日(木)〜12月10日(日) ル テアトル銀座(旧 銀座セゾン劇場)
|
・喜劇がお好きなみなさまへ |
「マレーネ」 |
「マスタ−・クラス」再演 |
「喜劇 キュリー夫人」 |
「喜劇四幕 マカロニ金融」 |
「ライオンのあとで」 |
「マスタ−・クラス」 |
「幸せの背くらべ」 |
「シャンブル・マンダリン」駅前ホテルのお客 |
「カラミティ・ジェ−ン」西部の女の一生 |
「マダム・バブル」億万長者と再婚する法!? |
「リリ−とリリ−」 |
「口から耳へ耳から口へ」 |
「レティスとラベッジ」 |
|